日本のIB高校とは?中学生・保護者のためのIB高校の選び方|Study IB in Japan

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日本のIB高校とは?
中学生・保護者のためのIB高校の選び方

「IB高校に興味がある。でも、どの学校を選べばよいのかわからない。」 IB(国際バカロレア)について調べ始めると、認定校、DP、MYP、日本語DP、 英語での授業、寮、海外大学進学など、さまざまな言葉が出てきます。

IB高校選びで最初に大切なのは、学校名を並べて比較することではありません。 「その学校のIB教育が、その生徒に合っているか」を考えることです。

IB(国際バカロレア)とは?

IB(International Baccalaureate:国際バカロレア)は、 国際バカロレア機構が提供する国際的な教育プログラムです。

IBには年齢等に応じて複数のプログラムがあります。 高校進学を考える中学生・保護者にとって特に重要なのが、 DP(Diploma Programme/ディプロマ・プログラム)です。

DPは原則として16歳から19歳を対象とする2年間の教育プログラムです。 単に知識を覚えて試験に備えるだけではなく、 探究、批判的思考、異文化理解、自立した学習などを重視しています。

DPのカリキュラムは6つの教科グループに加え、 次の3つのコア要素で構成されています。

TOK Theory of Knowledge 知の理論
EE Extended Essay 課題論文
CAS Creativity, Activity, Service 創造性・活動・奉仕

大学進学を見据えながら、 「何を知っているか」だけではなく、 「どのように考え、調べ、表現するか」 まで学ぶことがIB教育の大きな特徴です。

日本にもIBを学べる学校があります

IBは海外のインターナショナルスクールだけの教育ではありません。 日本国内にもIB認定校・候補校があります。

273 国内IB認定校等
※プログラム単位
80 DP認定校
6 DP候補校

文部科学省IB教育推進コンソーシアムによると、 2026年6月30日時点で、日本国内のIB認定校等は プログラム単位で273校です。 そのうちDPは、認定校80校、候補校6校となっています。

ただし、この273校はPYP・MYP・DP・CPを プログラム単位で集計した数字であり、 単純な学校実数ではありません。

また、IBを提供する学校には、一条校、各種学校、 インターナショナルスクールなど異なる学校種別があります。 そのため、 「IB認定校である」ことだけで学校を選ぶことはできません。

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「IB認定校だから選ぶ」のではなく、
「その学校のIBが、その生徒に合っているか」で選ぶ。

IB高校はどこも同じではありません

同じ「IB高校」でも、教育環境、入学条件、使用言語、 履修できる科目、寮や生活環境などは学校によって異なります。

学校名を先に決めるのではなく、 まず生徒自身の現在の状況と希望条件を整理することが重要です。

現在の学年

いつ高校へ入学するのかを確認します。

現在の学校・Curriculum

これまでどの教育課程で学んできたかを確認します。

日本語力

授業や学校生活に必要な日本語力を確認します。

英語力

授業言語や希望する履修科目との適合を確認します。

希望する入学時期

学校の募集時期・入学時期との適合を確認します。

通学・寮・生活環境

3年間継続して学べる生活条件を確認します。

1.まず「何を学びたいか」を考える

IB高校選びで最初に確認したいのは、 偏差値や学校名だけではありません。

「高校で何を学びたいのか」 「大学では何を勉強したいのか」 「日本の大学を目指すのか、海外大学も考えるのか」 という進路の方向性です。

DPでは6つの教科グループから科目を履修し、 一部をHL(Higher Level)、残りをSL(Standard Level)として学びます。

すべてのIB校が同じ科目を提供しているわけではありません。 将来学びたい分野が見えている場合は、 その学校で希望する科目を実際に履修できるか まで確認する必要があります。

2.日本語と英語を確認する

IB高校を選ぶ際、言語は重要な条件です。

「IBだから全部英語」と考える必要はありませんが、 逆に「日本の高校だから日本語だけで大丈夫」とも限りません。 学校やプログラムによって授業言語や必要な語学力は異なります。

したがって、 現在の日本語力、現在の英語力、 学校が授業で使用する言語 を分けて確認する必要があります。

特に海外から日本のIB高校への進学を考える場合は、 入学試験だけではなく、 入学後に授業を理解し、課題を継続できる語学力があるか という視点も重要です。

3.通学か、寮か

中学生の高校進学では、 学校の教育内容だけでなく生活環境も重要です。

自宅から通学できる学校なのか。 それとも、寮のある学校を選ぶのか。 海外在住の生徒であれば、日本でどのような生活環境を確保するのかも 確認する必要があります。

学校によって、学生寮、寄宿舎、通学条件、 保護者・Guardianに関する条件、 留学生への生活支援などは異なります。

「入学できるか」と「3年間安心して学べるか」は別の問題です。 学校選びでは、教育と生活をセットで考える必要があります。

4.高校卒業後から逆算する

IB高校への入学そのものをゴールにしないことも重要です。

高校卒業後に、日本の大学へ進学するのか、 海外の大学へ進学するのか、 まだ決めていないのかによって、高校選びの視点も変わります。

IBのDPは世界各国の大学で認知されている国際的な教育プログラムですが、 大学ごとに入学要件やIBスコアの扱いは異なります。

したがって、 「IBを取れば、どこの大学にも入れる」というものではありません。 高校を選ぶ段階から、その先の大学進学まで見ながら考えることが重要です。

5.IBは「楽な進学ルート」ではありません

IBには「国際的な教育」という魅力的なイメージがあります。 しかし、DPは学問的に挑戦的なプログラムです。

教科の学習だけでなく、TOK、EE、CASにも継続して取り組みます。

そのため、 「英語が得意だからIB」 「海外大学へ行きたいからIB」 だけで決めるのではなく、

自分で調べる

与えられた答えだけに頼らず探究する。

考える

情報を比較し、自分の考えを組み立てる。

書く・発表する

考えを論理的に表現する。

長期課題を管理する

計画を立てて継続的に取り組む。

といった学習スタイルが本人に合うかも確認したいところです。

中学生の段階でIB進学を考える意味

DPそのものは16~19歳を対象としています。 しかし、高校入学後に初めてIBについて考え始める必要はありません。

中学生の段階から、 どのような高校があるのか、 どの程度の日本語・英語が必要なのか、 どんな大学進学につながるのか、 寮や生活環境はどうなるのかを調べておくことで、 選択肢を整理しやすくなります。

まだ「IBに進む」と決めていなくても構いません。

IBという選択肢を知ったうえで、自分に合う高校教育を考える。

そこから始めることができます。

保護者が確認したい5つのポイント

IB高校を検討するとき、 保護者は少なくとも次の5点を確認しておくとよいでしょう。

教育内容

その学校がどのIBプログラムを提供し、 どのような科目を履修できるのか。

言語

授業は何語で行われ、 入学時・入学後にどの程度の日本語・英語力が必要なのか。

生活環境

自宅通学なのか、寮なのか。 海外から進学する場合は生活環境をどう確保するのか。

費用

授業料だけでなく、入学金、寮費、生活費などを含めて 継続可能か。

卒業後の進路

日本国内の大学、海外大学など、 どのような進学ルートを想定できるのか。

この5つを整理すると、 単なる学校ランキングではなく、 本人に合う学校を比較するための条件 が見えてきます。

Study IB in Japanが考える学校選び

Study IB in Japanでは、 「有名なIB高校を紹介する」ことを出発点にはしていません。

最初に確認するのは、生徒の現在の状況です。

条件を確認してから、学校を考える。

01 DISCOVER IB教育と日本の学校を知る
→
02 CHECK 学年・Curriculum・語学・条件を確認
→
03 MATCH 学校との適合性を検討
→
04 EXPERIENCE 説明会・見学・相談で学校を知る
→
05 APPLY 納得したうえで出願を検討

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IB高校を探す前に、まず条件を整理してみませんか

日本国内の中学生・保護者だけでなく、 海外から日本のIB高校への進学を検討する生徒・保護者からの ご相談も受け付けています。 まだ学校が決まっていなくても構いません。 現在の学年、Curriculum、日本語・英語力、希望入学時期、 通学・寮などの条件から整理します。

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出典・確認日

確認日:2026年10月4日

※国内IB認定校等273校は、2026年6月30日時点の プログラム単位での集計です。 IB認定状況、入学要件、授業言語、開講科目、 寮・生活条件等は変更される場合があります。 実際の進学検討時には、各学校およびIB関連機関の 最新情報をご確認ください。

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