Agricultural specific skill worker

私たちは日本の農業が抱えている担い手不足と後継ぎ問題の課題について、生産者と取り組みをしていきたいと考えています。日本農業の特色である、稲作、畑作、果実栽培、畜産などに強い関心を持っている若いミャンマー人ファーマーと手を取り合い協力して、日本各地の農業で活躍できるよう支援をしていきます。

この度、ヤンゴンのMirai Myanmar Japanese Language & Career Training Schoolのアライアンスパートナーとして弊社が広報活動を行うこととなりました。ブランディングの推進・確立をはじめ、周知活動、SNSの運用など様々な手段で情報発信をしていきます。スクールの特徴として、”農業経験者が日本語を学び、日本農業を理解すること”をコンセプトにしています。その人材が来日して日本各地で活躍しているストーリーを広く発信していきます。

日本の農業はさまざまな課題に直面しています。以下はその一部です。

  1. 高齢化と人口減少: 農業従事者の高齢化が進んでおり、若い世代の農業参入が減少しています。これにより、生産力向上や新たな技術の導入が難しくなり、農業の持続可能性が問われています。
  2. 小規模経営と農業の非効率性: 多くの日本の農家は小規模経営であり、これが生産性向上や競争力の向上を妨げています。農業機械の導入や効率的な経営手法の普及が必要です。
  3. 国際競争と貿易: 日本の農業は国際的な競争に晒されており、外国産品との価格競争や自由化された貿易環境に対応する必要があります。これにより、特に一部の農産物は厳しい状況にあります。
  4. 自然災害への脆弱性: 地震、台風、豪雨などの自然災害が農地や作物に大きな被害をもたらすことがあります。災害への備えや復旧策の整備が求められています。
  5. 農産物の多様性不足: 一部の主要な農産物に依存しているため、市場変動や気象条件の影響を受けやすい状況です。農産物の多様性を増やし、リスクの分散を図る必要があります。
  6. 環境への影響とサステナビリティ: 農業活動が環境に与える影響や持続可能性の問題も重要です。化学物質の使用、土地利用の変化、水資源の管理など、これらの側面に対処する必要があります。

これらの課題に対処するためには、若い農業者の育成、農業政策の改革、技術革新の導入、農業者の教育とトレーニング、地域社会との協力、国際的な協力などが含まれます。

虎ノ門商事広報室 リリース 01.November 2023